百匠屋の小豆は、特に大粒の「大納言」という種類の小豆です。煮たときに煮くずれしにくいのが特徴です。
小豆をつかった代表的な料理の赤飯は、お祝いごとの席で食べられることが多いので、煮くずれして腹が割れた小豆は見た目も悪いうえ、「腹割れ=切腹」を連想させるので避けたいところ。百匠屋の小豆は大粒でツヤがあるので見た目もよく、おすすめです。
百匠屋の小豆は、機械で豆の大きさを分けたあと、傷ついた豆がないかどうか手で選別しています。豆の色が濃いため機械では見分けられないからです。これが、昔から手間がかかり高価なために「畑の赤いダイヤ」と呼ばれるゆえんです。
粒の大きさは6mm以上。かなり大きめだと思います。とても手間のいる仕事ですが、おいしいお豆をお届けするために、まごころ込めて選別しています。
マメ知識
薬膳料理に欠かせない小豆は利尿作用に優れ、江戸時代から解毒(デトックス)効果の高い食材として重宝されてきました。
現代においても、小豆には抗酸化作用のあるポリフェノール、鉄分、食物繊維が含まれており、お肌のハリ・ツヤが期待できることや、血糖値上昇抑制作用があるとして、いくつもの研究結果が出されています。ぜひふだんの食事にも取り入れてみませんか?
― 引用:百科事典