原材料 |
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米(国産)・米こうじ(国産米)滋賀県産吟吹雪100%使用、酒米生産者「百匠屋」清水大輔 |
精米歩合 |
麹米:吟吹雪60%精米 掛米:吟吹雪60%精米 |
アルコール度数 |
17度 |
容 量 |
720ml |
醸造年度 |
2014年 |
2014年4月に発足された「長浜の地の酒PROJECT」は、長浜の人が考えるおいしいお酒の完成を目指し、黒壁AMISUプロデュースのもと、長浜の大学生(長浜バイオ大学)、長浜の蔵元(冨田酒造・山岡酒造)、長浜の米農家(百匠屋)が集い、一粒の種から至高の日本酒が出来るまでをめぐるプロジェクトです。滋賀の酒米「吟吹雪」を2つの蔵元で醸造し、その味わいとともに長浜の秘めた魅力をお届けします。
長浜市木之本町に江戸時代から460余年続く冨田酒造は、とことん地元産にこだわった酒造りで有名な蔵元です。そんな冨田酒造が醸した『長濱』は、「冨田酒蔵らしさ」が表現されたスッキリ感と、滋賀の酒米「吟吹雪」ならではの吟醸香が見事にマッチング。
冬に仕込んだ酒をしばらく寝かせ火入れ殺菌した純米吟醸酒は、フレッシュなしぼりたてと比べて優しい味わいになりました。現在、長浜バイオ大学の学生が冨田酒造の蔵つき酵母を単離・同定して安定生産にむけた研究に取り組んでいます。
これまでの食用米の経験を活かし取り組んだ酒米づくり。どうすれば美味しい酒になるのか自問自答しながら、つねに心がけている健康な稲作りこそ至高の酒になると考え栽培にはげみました。関係者のみなさん、そして百匠屋の米を美味しい日本酒に仕上げてくださった蔵元さんに感謝します。よりたくさんの方に飲んでいただきたいお酒です。
一般の方にも田植え、収穫、杉玉づくり、酒米の試食、利き酒会など様々なイベントにご参加いただきました。
イベントをとおして、地酒づくりの背景にある様々な文化、ストーリーなどを感じていただけのではないかと思います。今後のプロジェクトにもご期待ください!